中野純・松灰釉陶板シリーズより、「アマビエ 」の陶板④です。

こちらは背景をシンプルな地文のみとし、アマビエがより引き立つデザインとなっています。
原資料：『肥後国海中の怪(アマビエの図)』（京都大学附属図書館所蔵）

素地土には、鉄分の異なる3種を合わせることで背景にグラデーションを持たせました。文様部分を彫り込み、釉掛けの時に松灰釉を筆で幾度も塗り重ねることにより、厚く溜まって松灰釉ならではの独特な青み〜白みを帯びた発色となって文様を浮かび上がらせています。

裏に紐を通してあるので壁にかけて飾ることができます。紐には非常に強い強度（破断強度475kg）をもつ2.6mm径ケブラー100%紐を使用しています。通常のご使用で切れることはありませんので安心してご使用ください（ただし、どのような紐も長年の経年劣化からは逃れられません。定期的にご確認くださるようお願いいたします）。掛けた時に盤面が壁から少し浮くように高台をつけてあります。また写真4,9枚目のように皿立てに立てて飾ることもできます（※皿立ては付属しません。別途ご用意ください）。

桐箱付き。桐箱は受注後に作品に合わせて特注しますので、発送まで2〜4週間ほど納期を頂戴いたします。

作品寸法：縦26.0×横24.0×厚み2.8cm　約1.35kg（壁・吊り具の強度はご確認ください）

こちらは一点のみの作品となります。追加注文は承れません（松灰釉は繊細な釉薬です。釉の溜まりや焼きによる発色は一点ごとに異なります）