祭器 002
¥220,000
「祭器」と命名した三つ足の作品群は、2014年から6年にわたって、中野が力を入れて取り組んできたシリーズです。着想の元となった古代中国の青銅器「鼎」(かなえ)は、古代中国で神に捧げる肉を煮るために用いられたことから、祭祀に用いる特別な器とされ、独特な造形や文様が発展しました。そこに込められた、自然や祖霊を神として敬う古代の信仰の形は、時代や国、民族を超え、現代を生きる我々にも息づいているように感じます。
文様を彫り込んだ上で、自家製松灰釉を厚く掛けて焼きました。彫り込み部分に釉が厚く溜まり、青く発色しています。
ご注文いただいてから桐箱を制作し、中野が箱書きした上で作品を納め発送しますので、お届けまで通常3週間程度お時間をいただきます。
寸法/(約)幅21.8 × 奥行21.5 × 高さ19.5cm 重量/2.75kg
発送はヤマト運輸の宅急便となります。